設計処 草庵 一級建築士事務所である「設計処草庵」 代表の建築家・中原賢二は、1993年以降自然健康住宅の草分けとして講演等を通してその普及に務めて参りました。また、特定非営利活動法人「社の極(やしろのきわみ)」の理事長として、日本の伝統職人(匠)の卓越した技術を世界へ発信する活動を行っており、 伝統的な素材や技術・文化・芸術への造詣が深く、日本古来の古神道を学び、地相・家相・風水に精通しております。ご要望があれば古式に則った地鎮祭や上棟祭を行うことも出来ます。
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■古であり新しい
■優柔不断は柔らか頭

■自然に生きる

■成長させる
■ゆとり
■バリア・フリー・ズ?
言にまどう
バリアフリーについて

 日本には、「侘び」「寂び」という精神性があり、これは茶の湯から発生したと言われています。村田珠光の理想を千利休が引き継ぎ、床に飾る名物を持たない町衆でも楽しめる「侘び茶」が生まれました。
 「侘び茶」のもてなしは、富める者がきらびやかな座敷でもてなすのではなく、隠者の生活をもとにした為、自然の草や土で造った小座敷(二畳位)の草庵茶室でもてなされました。 自然の木が朽ちていく様や、アクが出て完成する「寂び土壁」などをめでながら、自然を観じ、亭主のもてなしを感じたのです。
 

 自然と共生する心とは「侘び」「寂び」が原点
なのかもしれません。
 私が常々、本物の木を使い、土を塗り、紙を貼る住宅をすすめるのには、健康に害がないというだけでなく、五年後、十年後、五十年後に味わいのある侘びた朽ち方をしてくれるからなのです。
 形ある物は必ず朽ちます。特に自然素材は土に還ろうとするため、色あせや変形は新建材よりも早く始まります。
 新建材は完成したときが最も美しく、その後は汚れるだけの一途をたどります。 しかし、
自然素材の良さは・・・手の入れ方や使い方によって、年月を経て、新築時よりも円熟味を帯び、違う表情を見せてくれるところにあります。

 また、人も自然の一部である以上同じ事があてはまり、生き方次第で味わいのある深みを持った顔になっていくようです。
 そう、年はとるのではなく重ねていくものなのですね。

                                         中原賢二      


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イラスト: 吉川佳子


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