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一級建築士事務所
有限会社

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〒530-0035
大阪府大阪市北区同心
1丁目7-13-303
TEL:06-4800-2711
FAX:06-4800-2712 |
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日本には、「侘び」「寂び」という精神性があり、これは茶の湯から発生したと言われています。村田珠光の理想を千利休が引き継ぎ、床に飾る名物を持たない町衆でも楽しめる「侘び茶」が生まれました。
「侘び茶」のもてなしは、富める者がきらびやかな座敷でもてなすのではなく、隠者の生活をもとにした為、自然の草や土で造った小座敷(二畳位)の草庵茶室でもてなされました。 自然の木が朽ちていく様や、アクが出て完成する「寂び土壁」などをめでながら、自然を観じ、亭主のもてなしを感じたのです。
自然と共生する心とは「侘び」「寂び」が原点なのかもしれません。
私が常々、本物の木を使い、土を塗り、紙を貼る住宅をすすめるのには、健康に害がないというだけでなく、五年後、十年後、五十年後に味わいのある侘びた朽ち方をしてくれるからなのです。
形ある物は必ず朽ちます。特に自然素材は土に還ろうとするため、色あせや変形は新建材よりも早く始まります。
新建材は完成したときが最も美しく、その後は汚れるだけの一途をたどります。 しかし、自然素材の良さは・・・手の入れ方や使い方によって、年月を経て、新築時よりも円熟味を帯び、違う表情を見せてくれるところにあります。
また、人も自然の一部である以上同じ事があてはまり、生き方次第で味わいのある深みを持った顔になっていくようです。
そう、年はとるのではなく重ねていくものなのですね。
中原賢二 |
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イラスト: 吉川佳子 |
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091124 |
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