設計処 草庵 設計処草庵は、気候風土に根差した日本建築を現代の生活様式にアレンジした建築デザイン設計を行っている一級建築士事務所です。 代表である建築家・中原賢二は、特定非営利活動法人「社の極」の理事長であり、伝統的な素材や技術・文化・芸術への造詣も深く、また古神道を学び、地相・家相・風水に精通しており、自然の摂理に沿った設計を旨としております。特に、ご要望があれば古式作法に則った地鎮祭や上棟祭を行うことも出来ます。
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風水・家相・地相 を基にした家
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地鎮祭や上棟祭は
本当はたいせつなんですよ
風水・家相・地相
風水・家相・地相

 昔から家を建てる時は、家相を見て建てると言われてきました。 又、最近では風水が多くの雑誌やメディアで紹介され、一種のブームになっています。
 しかし、その実体は闇の中で、実際にはどんなものなのか理解している人は少ないように思います。そこで今回は、家相について私なりの見解を書いてみますので、少しでも参考にして頂ければ幸いと思います。                       


<風水学>

 風水とは、中国の風俗習慣から生まれたもので、読んで字の如く風の動きや水の流れ、山の頂き等、自然が作り出す気の充実する場所を感じ取り、聖地に死者を埋葬するために考え出された術なのです。
 又、陰陽五行説にある、木(風)・火・土・金・水《天地一切自然の摂理は木(風)に始まり、水に終り、又木に戻るという》の考え方も加味されています。
 さらに、最良の墓所を何年もの間、探し続けたという昔の人の死者を尊ぶ心から生まれたもので、日本にもこれに類似した神話が、残っています。
 天照大御神(伊勢神宮/内宮の主祭神)の御霊を倭姫の神が背負い、安住の地を求めて諸国を漫遊し、現在の伊勢に落ち着いたといわれています。その旅の途中で宿泊した所には、元伊勢の名称で神社が残っています。
 この「風水」の考え方に「地理」と「陽宅」を加味したものが、現在の風水学と呼ばれるものなのです。


「地理」とは・・・戦う際、地の利を活かす方法や修行に最適の地を
          導く術
「陽宅」とは・・・中国の遁甲方術(とんこうほうじゅつ)を元に、家相盤を
          作り吉凶をみる方位学

<家相学>

 日本では、中国の風水学程体系だてられたものではなく、自然の摂理を感覚として捉えられていた様です。そこへ風水学を取り込んで家相学の一大体系である営造宅経(えいぞうたくきょう)を作り出しました。
 家相学は元々、都の配置や発展のために使われていました。平安京や江戸はこれに基づいて都市計画が成されたため、非常に長い間栄華を極めました。逆にそうではない安土城や大阪城が短命に終わっているのは、歴史的事実です。
 家相学の基本は、あくまで自然の法則に従い大切なエネルギー(気)をどう取り込み、不浄なる気をどう止めるかであり、感じる事が最も大切な事なのです。故に本当に家相を見るということは、現場に赴き、その地に流れる気の動きを見るという事なのです。実際平安京や江戸城を作った当時の風水師は、中国本土でも10人は満たないだろうと言われています。そして家相(特に地相)は日本の太平洋側と日本海側でも自然の摂理が違いますし、北海道と沖縄では全く異なります。又、地球の南半球に行ってしまうと何の意味も持たなくなってしまうでしょう。
 現在、一般に使われる家相は統計学であり、関東から瀬戸内位までの太平洋側に限られているといっても過言ではないと思われます。
 例えば、神棚や仏壇の向きは南向きが吉相といわれますが、実験住宅第1号の「瞑想する家」では、東に生駒山があり西に大阪が広がっているので、西向きに配しました。実は近くの枚岡神社や瓢箪山稲荷の本殿も同方向を向いていたのです。
 それから、日本海側の神社仏閣へ行くと、北を向いている本殿も少なくない事に気が付きます。つまりこのように、その土地々々の自然の摂理によって吉相は変わってくるものといえます。


<現在の住宅との関連>

 
現在の住宅は、明治以降大きな変貌を遂げました。家相の中には、あまり意味のなくなってきたものもあるように思えます。
 例えば鬼門線上(北東から南西)には、水まわりや火気を持ってきてはいけないと言われていますが、昔の台所・便所・風呂は一様に湿けてジメジメしたものでしたし、又この鬼門(北東)は、最も風が通りにくく空気がよどみ、邪気が発生しやすい場所であるため、そこへ水気・火気を持っていくことを嫌ったのではないかと思われます。
 しかし、現在のそれらは昔のようにジメジメした所ではなくなっています。「瞑想する家」の中でも、鬼門に台所があるのは、家相にこだわるあまり導線や機能が極端に悪くなったり、西日が当って食物の腐敗が発生する事の方を懸念したためです。
 但し、どうしても気になる方は、家相の方を選ぶのもやぶさかではありません。何か悪い事が起こると、あそこが原因だとくよくよ考えてしまうでしょうから・・・。人は、イメージしたことを良いに付け悪しに付け、具現してしまう能力を持っていますので健康を害してしまう可能性があるからです。


 一つだけお願いしておきたいのは、家相の先生に観ていただくのでしたら、信頼できる方を一選択し、全任してください。10人に観てもらえば10人共、違う意見をされますので迷ってしまう原因となってしまいます。
 現在の住宅事情を考えれば、全ての家相を満足させる家づくりは不可能に近いでしょう。だからこそ、
最終的な選択は自分ですべきであると私は思います。
                                 by 中原賢二

 大峰山・正大先達の行者としての側面を持つ中原賢二は、その土地々々の「自然の摂理」に沿った設計を行っています。

 家相学の基本は
、あくまでも自然の法則に従い大切なエネルギー(気)をどう取り込み、不浄なる気をどう止めるかであり、感じることが最も大切なことなのです。 地図の中だけでみるのではなく、現地へ赴き、その地に流れる気の動きをみることが重要であると考えます。

 現代の住宅は、明治以降大きな変貌を遂げており、家相等の中にはあまり意味のなくなってきたものもあるようです。そういう昨今だからこそ、
何をどう選択するかが非常に大切なのです。
「自然の摂理」に沿った設計の一例

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イラスト: 吉川佳子
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