設計処 草庵 設計処草庵は、気候風土に根差した日本建築を現代の生活様式にアレンジした建築デザイン設計を行っている一級建築士事務所です。 93年以降自然健康住宅の先駆的草分けとして講演活動等も行っております。 代表の建築家・中原賢二は、特定非営利活動法人「社の極」の理事長であり、伝統的な素材や技術・文化・芸術への造詣も深く、地相・家相・風水に精通しており、要望があれば古式に則った地鎮祭や上棟祭を行うことも出来ます。
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優柔不断は柔らか頭
成長させる
ゆとり

古であり新しい
バリア・フリー・ズ?
文言にまどう
         

自然に生きる  

      

 自然に生きるとは、どういうことでしょう。自由奔放に生活することでしょうか?はたまた、海や山の中で暮らすということなのでしょうか?私が考える自然とは、太陽や風、台風や地震のことのみを指しているのではありません。動物や植物・鉱物に至るまで、人工的に作り得ないもの全てが自然なのです。また、気持ちや心・感情や感性さえも自然の一部なのです。

 自然には法律や道徳はありません。私達がかなうはずもない大きな流れなのです。
 しかし、この流れは非常にバランスよく流れ続けています。暖かい春の日差しも、じめじめとした梅雨や厳しい冬の寒さも、自然のバランス調整機能と言えます。では、古い民家のような家で暮らすということが、自然に生きるということなのでしょうか。それも一案ではありますが、絶対とは思えません。

 近代文明や科学の発展がもたらした快適さもグローバルな意味で自然の進化といえるのではないしょうか。ただ、少し傲慢になりすぎた為、多くの問題を引き起こしてしまったのです。

 これからの住まいは、自然から学びとり、バランスを保ちながら共生することが大切だと思います。では、どのラインで折り合えばいいのか、それこそが個人の選択なのです。家族や職業、趣味や趣向、考え方や感性など皆それぞれ、顔が違うように千差万別です。それを同じ形式の住宅に住むことに無理が生じるのは当然のことと思われます。

 通気性を重視する人と防音性能を望む人では、必然的に壁の仕様も異なってきます。ただ、どちらの場合も自然と共生していく気持ちを根底においておくべきです。そうすることによって、我欲的にならず、自然に感謝し住まうことができるからです。

 “自然に生きる”とは、形式や方法ではなく、自分自身の心のあり方であるという事に気付いた時から始まるのです。

  中原賢二


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イラスト: 吉川佳子


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