設計処 草庵 設計処草庵は、気候風土に根差した日本建築を現代の生活様式にアレンジした建築デザイン設計を行っている一級建築士事務所です。 93年以降自然健康住宅の先駆的草分けとして講演活動等も行っています。
代表である建築家・中原賢二は、特定非営利活動法人「社の極」の理事長であり、大阪を始めとする関西各地にてすまいの勉強会や自然素材のワークショップ、講演会を行うなど、NGO活動に努めております。
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日時: 2007年8月25日(土)、26日(日)               
■場所: 奈良 大峰山
■主催: 社の極


 社の極では、古式の方法に則り、大自然のエネルギーを肌で体感すべく、毎年大峰山登拝を行っておりますが、今年の夏も有志の方が集りました。

 大峰山は、この度世界遺産に登録された吉野〜熊野へ至る「祈りの道」の入口でもあります。 七世紀末の修験道開祖・役行者の開山以来、山岳信仰の聖地とされ、日本で唯一女人禁制が固守されております。 (よって、女性は女人大峰の名を持つ隣の稲村岳への登拝となります。) 

 全員、一週間の精進潔斎を行い車に分乗して出発。 大峰山へ赴く途中、天武天皇の時代に創建された古社・丹生川上神社下社へ参拝した後、大峰山の麓・吉野郡天川村洞川へと向いました。 
 修験道の開祖である役の行者に従っていた前鬼・後鬼の内、後鬼が洞川に留まり、修業の為に修験者が宿泊するため「行場を守って修業者を手助けする」という1300年前の役の行者との約束を、その子孫達が今も守っているとのことです。

 洞川温泉の宿で数時間仮眠の後、夜中出発。 途中、参加者の精進が良かったのか、運良くご来光を拝むことが出来ました。 皆で真摯に日拝をし、太陽の恵みを肌で感じました。
 山頂の大峰山寺にて参拝し、宿で用意してもらっていた朝食のおにぎりを頬張った後、麓を目指しました。

 今年も皆無事に大峰山登拝を終えることが出来ました。 大自然のエネルギーを全身で感じることが出来、皆様ようお参りでした。。。
 

古社・丹生川上神社下社。
数々の歴史が残されています。
下社の主祭神:くらおかみの神(水の神)。山がご神体となっており、拝殿より屋根付の階段が上へ上へと続きます

洞川温泉の旅館にて仮眠後、夜中、大峰山の麓にある龍泉寺へ参拝し、登拝の無事を祈ります。 龍泉寺境内にある池にて、禊を行い身を清めます。山からしみ込んできた水の為、すこぶる冷たいです。


女人結界門。 
真摯に一礼し、登拝が始まります。
(残念ながら、女性はここから先へ入ることが出来ません。)
ヘッドライトの明かりを頼りに、正大先達を先頭に登っていきます。自然の宝庫なので、鹿などの鳴き声が時折響きます。

夜空が、しらじらと明けていきます。 雨の多い大峰山では、なかなかご来光は見れないのですが。。。

参加者の精進が良かったのか。。。
美しいご来光を見ることが出来ました。
昇りくる太陽へ向って日拝。
大いなるエネルギーを受けます。

西の覗。初めての登拝者は、ここで行われるのぞきを体験しなければなりません。 山上ヶ岳・大峰山寺の前で集合写真。

宿で作ってもらった朝食のおにぎりをいただきます。 味噌汁を購入し、梅干のおにぎりとお漬物少々。思いきり頬張ります。

かの有名な”のぞき”。
「親孝行するか?」「しっかり勉強するか?」など等、初めての登拝者はここで心を試されます。
朝食を頬張った後、すがすがしい朝の空気を満喫しつつ、下山します。

下山途中の風景。
うぐいすの声などが時折聞こえてきます。
無事の登拝を終えて、皆いい顔。
龍泉寺で御礼参拝を行った後、心地よい疲れを感じながら、温泉と潔斎明けの膳が待っている宿へと戻ります。
 

 
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