 |
 |
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
|
|
|
|
一級建築士事務所
有限会社

|
〒530-0035
大阪府大阪市北区同心
1丁目7-13-303
TEL:06-4800-2711
FAX:06-4800-2712 |
|
↓リンク用バナー |
 |
|
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
|
|
平城瓦の知恵が現代に蘇る! |
|
日時: |
平成21年4月18日(土) 13:00〜13:15受付
13:15〜15:00 講演
15:00〜17:00 奈良町見学
17:00〜19:00 懇親会 |
会場: |
“名勝大乗院庭園文化館”
奈良市高畑町1083番地の1 TEL0742-24-0808 |
費用: |
¥1,000-(学生¥500-) |
参加者: |
33名 |
講師: |
小林章男 日本伝統瓦技術保存会/元会長
日本鬼師の会/名誉会長
(株式会社瓦宇工業所/会長・・・平城瓦の特許所持。
東大寺大仏殿を始め三月堂、唐招提寺等の国宝・
重文建造物の屋根瓦の製造・修理に携わる。)
|
|
注)鬼師:文化財保存の屋根瓦修理技術者。人間国宝に相当。
|
主催: |
特定非営利活動法人(NPO)「社の極」
http://www.yashironokiwami.com email: info@yashironokiwami.com
tel: 06-4800-2720 fax: 06-4800-2712 |
|
|
|
|
|
|
|
「美し国・日本」と呼ばれた景観は「いらか甍の波」で表される屋根瓦の美しさに他ならない。飛鳥寺に始まり法隆寺、四天王寺等を作るために百済から渡来した四人の瓦師が日本の瓦の始まりと言われています。その後、奈良時代には国分寺の建立が盛んになり一気に瓦が広がりました。
国宝や重要文化財の修理にあたっては、本来建物に用いられた瓦と同じものを補足する必要があり、深い歴史的知識に裏付けられながら長い経験と技術を基にした優れた表現能力が要求されると云われています。 そういった匠の中でも、特に国から選定された日本伝統瓦技術保存職人を鬼師といいます。
今回はその鬼師の第一人者である小林氏を講師にお招きし、屋根瓦の歴史と技術についての深いお話を伺いました。東大寺大仏殿を初めとし、数多くの国宝・重要文化財・文化庁施設の改修などを手がけ、平城瓦の特許を持つ瓦宇工業所会長でもある小林氏による講演は力のこもった内容で、会場となった和室は足の踏み場もない程の大盛況でした。
1) 瓦と水 ○感動させられた現実 ○粘土は水で錬る
○瓦窯の最後に使うのが水である
2) 屋根瓦の劣化 ○瓦の凍てと吸水率 ○大気汚染による劣化
3) 桟瓦について ○桟瓦の色々 ○発生の歴史を考える
1400年もの長くに渡り連綿と使い継がれ、今も当時の建物の屋根にしようされているわが国の瓦。長期に耐え木造建築にしようされた古瓦と、現在の瓦の性質および屋根瓦の原点などをお伺いしました。
古代より伝わる深い考察に裏打ちされた和瓦の伝統と技には感動さえ覚え、意義深い勉強会となりました。
講演後は、なら町屋・研究会の方々のご案内で、実際の瓦葺きを中心に古い町並みの残る”なら町見学”を行いました。短い時間の中での見学でしたが、レクチャーを受けながらの見学は大変興味深く、日本古来の建築文化を身近に感じられ心新たにされたようです。 |
|
|
|
|
<今後の勉強会予定業種>
○大工 ○左官 ●瓦葺き ○萱葺き
○建具 ●表具 ○木材(製材) ○竹材
○石灰 ○和紙 ○唐紙
○畳
○数奇屋照明 ○漆 ○炭 ○織物
●陶磁器 ○京指物
※ ●印は終了 |
|
|
|
|
|
|