坐して住まう家

神戸市北区にて開催された『里山住宅博』のモデルハウスとしてご依頼をいただきました。
『里山住宅博』は日本初の地元の工務店主催のモデルハウス展示場として、大きな注目を浴びました。
里山を住民で守り自然素材をテーマにした展示場でしたので、昔ながらの日本人の住まい方「座る」ことをテーマとしました。
リビングの中心に実際に火を起こせる現代的な囲炉裏を設え、炭塗料を施した吹抜けに煙が上がるようになっています。
無垢の国産檜を使い構造はピン金物工法という新しい技術で新旧の融合を図りました。檜集成材の製作キッチンはドイツのシステムで組み、機器もドイツ製を使用しています。玄関土間の離れには炉を切り、茶室としての使用も可能です。

家族構成夫婦+子供1
建設地神戸市
用途地域1種中高層
敷地面積180.05㎡
延床面積116.70㎡
構造木造2階建