日本建築文化の集大成といわれる茶室を、ヨーロッパの方々に、見学するだけでなく実際に触れていただきたいとの思いから
高知県や滋賀県、伝統職人さん達の協力により実現致しました。工期短縮・低コスト化を図るため、パネルユニット化と新工法を開発しました。
高知県馬路村の立木から伐採・皮むき・乾燥を行い、安芸で仮組み、ばらしてコンテナに乗せ出航させました。
職人さん達を伴って渡仏、現地で受取り現場へ搬送、、3週間という画期的な短工期で建立いたしました。
高知産の魚梁瀬杉・漆喰・束石、滋賀産の葦、ドイツ産の葦、フランスのパネルヒーター・砂利など日本と西洋の融合もしています。
建立後には、日本の三千家のひとつである武者小路千家お家元による「茶室開き」も開催されました。