プロデュース会社によるコンペで当事務所にご依頼を頂きました。2階にオーナー様世代とお父様世代、上部をワンルームで構成しています。
城下町の名残ある石畳の道路に面する城北通りの北面は、部分的にいぶし瓦や銅版のむくり庇を使用するなど和の匂いを残しました。
逆日影で絶妙に計算された低層部は色を替えて柔らかさと温かさを与えました。
逆に南側の国道面はシンプルモダンでシャープな顔を見せ、両面が表となるようにプランしました。
地主であるお父様が元々竹屋を業とされていましたので、エントランスに竹を配しています。
白を基調にデザインを重視される奥様と娘さんとは波長が合い、信頼いただきスムーズな設計をさせていただきました。